花や植物の仕事を広く、深く、学ぶ

「花キューピット」でお馴染みの「一般社団法人JFTD」が運営する全日制1年間のフローリスト養成校です。
基礎から実践まで、花の全てを学ぶことができ、同社団が認定する「フローリスト資格」を取得することができます。
講師陣はそれぞれの分野で認められた一流のプロフェッショナルばかり。全国から集まる仲間との交流も将来の大切な絆となるはずです。

カレッジの特色

充実のカリキュラム

充実のカリキュラムフラワーデザインの講義と実習は380授業時間。多くの花にふれて創造性を養いながら、基礎では花材・資材の扱い方から理論に基づく構成技術を習得、応用では花材の特徴を捉え表現する技術を、また冠婚葬祭など目的に合わせた実践的技術を習得できます。さらにフローリストに必要な財務(簿記など)、販売(接客技術や花店研修など)、観賞園芸学、また花の生産から流通、文化まで多方面に幅広く学べます。

プロとしての知識と技術

プロとしての知識と技術花業界の担い手として、広い視野と豊かな教養、そして確かな知識とテクニックが習得できるカリキュラムを採用。1年間で736授業時間(1授業時間は80分)の充実した厳しい集中授業で、自ら考え、自ら行動できる花のプロフェッショナルを養成します。

フローリスト資格の取得

フローリスト資格の取得卒業時にフラワーデザイン技術と実務・フラワーデザイン知識の検定試験に合格すると、一般社団法人JFTDからフローリストの資格が与えられます。

花業界就職率100%

卒業生の花業界就職率100%花店アルバイトや、就職、留学のことなど、花業界に精通したクラス担任へ随時、相談することができ、一人ひとりの就職をサポートしますので、就職を希望する学生の100%が花業界への就職を決めています。
また、花キューピット加盟花店のバックアップ、約1,700名もの先輩フローリストである卒業生の指導を受けながら、将来の花店経営を目指します。

独自の奨学金制度が学習を支援

独自の奨学金制度が学習を支援貸与は、学習意欲が高く、品行方正であり、なおかつ経済的な理由などにより就学困難な学生に対し行われます。貸与金は授業料等を使途とし、無利子で上限130万円(審査有)、最長7年間での返済が必要になります。

校是 - 創立の精神

自信・自尊・自立

常に志を抱きつつ懸命に為すべきことを為すこと、人に頼らず自らの力で、自らの足で歩み続ける。自主独立を心掛けながら、見るもの聞くもの、すべてに学び、一切の体験を研修と受けとめて努むるところに真の向上がある。心して見れば、すべてのことが我が師となるのだ。

JFTD学園が目指す理想的フローリスト像

理想的フローリストに求められる5領域の概要

理想的フローリスト像

【経営責任者 Chief Executive Officer】

会社全体の経営責任を負う代表者であるとともに、人の感性に訴える花の美しさと、人の生活に潤いを与える花の魅力をスタッフと共に広く社会に伝えられる人。

【販売責任者】

広告、宣伝、商品開発、マーケティング、商品ディスプレイ、接客、労務管理の責任を担える人。

【フローラルアーティスト】

花と緑が持っている造形性、文化性を活かしたデザインと商品制作、美的空間を創る人。

【グリーンフィンガーズ】

緑の指の意。転じてガーデニングや植物栽培に優れた技能を持つ人。

【アメニティ・プランナー】

花と緑の機能、情報を活かしたアメニティ(快適な生活環境)のデザインおよび施工のできる人。

学園長・校長挨拶

一般社団法人JFTD 会長
JFTD学園 学園長
堀切 実

時代とともに変化するフローリストを目指して 一般社団法人JFTD会長 JFTD学園 学園長 堀切 実時代とともに変化するフローリストを目指して

2023年4月、一般社団法人JFTD(以下、JFTD)はおかげさまで創立70周年を迎えました。

JFTDは「花キューピット」の愛称とともに、生花販売事業の中で永く培われてきた「花贈り・花飾り」についての知識や技能を文化として確立し、国民生活の中に広く普及・発展させることにより、花による豊かな生活環境、快適な人間関係を培い、花き産業の発展に寄与することを目的に活動を続けてまいりました。

また、2027年の「国際園芸博覧会」開催にむけて、花きの需要創出への取組みが進められる中、JFTDは花き産業と花き文化の発展を目指す活動において、重要な役割を担う団体として農林水産省花き振興室など行政と連携し、花き業界のネットワークである全国花みどり協会の中核を担いつつ、他の花き関係団体の連携強化を推進しております。

さらに、JFTDは花き産業の活性化を推進するため、1991年にJFTD学園日本フラワーカレッジを創立し、人材育成にも積極的に取り組んでまいりました。時代とともに変化する花き需要のご要望に応えられるフローリストを育てる実践教育に力を入れ、これまでに約1,700名もの卒業生を輩出し、花き業界から高い評価を得てきました。

コロナ禍を経て、新しい時代へ突入した今、未来に向けて、花き業界が求めるものは何か、常に時代の流れを読み、社会の期待に応えられるよう、当学園の使命を果たしていきたいと考えております。

JFTD学園 日本フラワーカレッジ校長
中尾 成昭

新しい「幸せ」を創造できるフローリストになろう 一般社団法人JFTD 副会長 JFTD学園 日本フラワーカレッジ校長 中尾 成昭新しい「幸せ」を創造できるフローリストになろう

創立30年を超える歴史あるJFTD学園日本フラワーカレッジは、これまでに約1,700名に及ぶ多彩なフローリストたちを輩出して参りました。

ここ数年来、日本国内では超少子高齢化に進むなか、ポストコロナの新しい時代をむかえ、今までの経済のあり方はもちろん、働き方やひいては個々人の価値観や幸福感すらも変わろうとしています。

そうした中「お花の持つ力」は再認識されつつあり、日本全国で花の仕事やデザインに携わっている当カレッジの卒業生をはじめ、日本全国の花店で働く皆さまは、色々な生活の中のシーンで花を通して人々の笑顔をつくり、ある時には心を慰め、安らぎを与えられるという特別な役割も果たされておられます。

社会における大きなうねりを、そう容易く変えることは出来ないかもしれませんが、イノベーティヴなマインドさえ忘れなければ、その変化の時代を前向きに捉え少しずつでも生きることに幸せを感じる人々を増やせるはずです。

そしてお花に関わる仕事はそんなムーブメントもつくれる希有なものだと確信しております。

近い将来、様々な社会問題を解決するためにDXなどをフル活用するユビキタス社会の時代が来ても、主役は何といっても心や感情で動く「人」です。

そんな主役にこれからも希望や優しさ、そしてさらに新しい形での「幸せ」を創れるフローリストを目指せる皆さまに心からエールを贈りたいと思います。

どうぞ当カレッジの素晴らしい講師陣とカリキュラムで自分を磨き、多くの同志をつくり自らの幸せを発見し、一人でも多くの方を花を通して幸せにしてあげてください。

皆さまの楽しく充実した学園生活をお祈りすると同時に、これからのご活躍を楽しみに心待ちにしております。