「2015花いけバトル Real」で堀 文則さんが優勝!
2015年7月26日(日)、青山CAY(東京都港区)で開催された【2015 花いけバトル `Real 第一戦@青山CAY】において、2014年ジャパンカップで優勝した堀 文則 氏(7期卒業)が優勝されました!!
いけばな作家、フローリストなどの4名がバトラー(競技者)として出場し、5分間という短い時間で心に残る花をいけます。
堀さんは、ジャパンカップで見せていただいた繊細なテクニックと、「花屋なんだから花をつかわないと!」と事前に宣言していた通り、初回のバトルから会場いっぱい準備された花からたくさんの花材を選び、素早く花束を制作していきました。
制限時間5分で制作するといっても、その完成度にはこだわっており、また毎回違ったアプローチで作品を制作する堀さんは、やはりジャパンカップ優勝者の貫録がありました!
■第1トーナメント第1戦 (vs.木戸くみ氏:草月流師範)
得意の花束で制作。制限時間に間に合うかドキドキ、ハラハラの5分間でした。
■第1トーナメント第2戦 (vs.大坪光泉 氏:いけばな作家)
こちらも花束。最後の十数秒でシュロの葉をバサッと開き、ダリアの姿が見えたときは歓声があがりました!
第1トーナメント優勝!!
■第2トーナメント第2戦 (vs.大坪光泉 氏:いけばな作家)
誰も使わなかったツルグミを敢えて使った作品。黄色のシンビジュームが作品を引き締めました。
第2トーナメントは残念ながら敗退してしまいました。
■第2トーナメント3位決定戦 (vs.出崎徹 氏:フローリスト)
対戦相手は同じフローリスト。作品も花束。同じフローリストとして負けないバトルでした。
結果、第2トーナメントは3位入賞。
■最終決定戦 (vs.木戸くみ 氏:草月流師範)
最終バトルは使用する花器は対戦相手が選ぶことに。
堀さんに指定されたのは二つの花器。
これをどう生かして作品を作るかがポイントになりましたが、赤と白のコントラストで花束を制作し、制限時間いっぱいまで攻めた姿が印象的でした。
■圧倒的な差で優勝決定戦を制した堀文則氏。
ジャパンカップに引き続き、街の花屋の意地を見せてくれました!!
全体を通して、堀さんは構成のしやすい大きな枝物や流木を敢えて選ばず、バトル時間では使いづらいような花材を使っており、その攻める姿勢がジャパンカップ優勝者の意地を感じました。
来年になりますが、年間王者決定戦に出場も決まりました。
またドキドキするバトルが見られることを期待しています!
■「花いけバトル」公式フェイスブックページ
バトルの詳細はこちらからご覧ください。
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■「花いけバトル」ホームページ