伊藤先生、長い間ありがとうございました。
第2期生より今期まで、30年間の長きに亘り、経営関係の授業をご担当くださいました伊藤忠治先生が、今日(6/24)の31期生の授業を最後に、学園を退任されました。
「経営概論」「中小企業論」「マーケティング」、そして現在は「商店経営論」と授業名の変遷はありますが、授業の4つの柱の一つである経営の分野(概論、フラワーショップ経営者に必要な経営実務など)を担っていただきました。
またJFTD学園の運営に関わる委員会の委員も長年お引き受けくださり、学園の現在及び将来にむけての貴重なご意見も沢山いただきました。銀行勤務のご経験や中小企業診断士としてのご活動、また大学教授としてのご豊富な知識で学園運営、授業に多大なご貢献くださいました。
この30年の中の思い出の中には、熱心な学生の要望がきっかけでしたが「フラワーショップ経営研究」のゼミナールや販売士取得のための講座などを放課後に開催してくださるなどは、学生への先生の熱心なお気持ちの賜物と感じています。また卒業生の個人的な相談にも耳を傾けてくださるなど、卒業後も目をかけてくださり大変お世話になりました。
2016年の冬には、ご自身のご希望で海外研修にも参加してくださり、その年、引率として同行した私は、行く先々で先生から聴かせていただいた文化のこと、歴史のこと、先生の専門外でも多岐にわたるお話の造詣の深さに、感動したものでした。この年の海外研修ももちろん無事に終わりましたが、旅行中に学生だけでなく職員にも先生の明るさや元気が伝わり、私たちにとっては仕事の中にも楽しみが一つプラスされた楽しい研修旅行になったのでした。
さて今後は中小企業診断士としてのお仕事をお続けになられるとのことですが、このコロナ禍で生まれた時間を、パソコンに関するスキルアップなどご自身の学びの時間として活用されるなど、まだまだ勉強!だそうです。
今日ももちろん伊藤先生には、元気をいただきました!
伊藤先生、長い間、本当にありがとうございました。(Y.Takahashi)