卒業生紹介 vol.20

年齢・職歴を問わず、全国各地、海外から花のスペシャリストを目指す人が入学するJFTD学園日本フラワーカレッジ。
花業界で活躍をしている卒業生が学園で過ごした1年間を振り返って、今どう感じているのでしょうか。
「卒業生紹介」では、その月ごとに指名された卒業生から縁のある方にバトンを渡し、次々とつなげていきます。
第20回は、第16期卒業生の及川政彦さんです。
ご実家が花店の及川さん。 ご両親に勧められるがまま『なんとなく』の入学だったそうですが、1年間の学園生活からどんなことを得られたのでしょうか。
それでは及川さん、よろしくお願いします!!


みなさん、はじめまして! 福島県で花屋を営んでおります、及川政彦です。

さっそくではありますが、まず、私がJFTD学園(J学)に入学したきっかけは 『 なんとなく 』でした。
そう、小さな頃から、実家で花屋を営む両親の背中を見て、いつかは自分も花屋に...!!なんてよくある話ではなく、淡々と小中高と進学し、当たり前のように大学に進学し、当時流行りのIT業界へ就職するつもりでした。
 何よりも、365日、ほぼ休みなく働いている両親の大変さが目立ち、将来花屋になるという気持ちはとんと起きませんでした。  
その気持ちが変わったのは、大学1年目のお盆休みに、実家の花屋を手伝ったときのこと。
繁忙期なので繁盛するのは当然ですが、何よりもお客さんが及川生花店で花を買い、お墓参りをすることをとても楽しみにしているのが伝わってきたのです。

こんなにも素敵な仕事だったんだなぁと、改めて思えた事がきっかけでした。

<店舗の装飾花。学園で学んだ事を生かして、このようにダイナミックな装飾も出来るように>

 その後、両親に花屋になる事を告げ、一刻も早く花屋になりたかったのですが、「だったらここに行きなさい」と、JFTD学園を勧められました。  
そんな『なんとなく』で入学した学園でしたが、今となっては、これから花屋をやっていく、家業を継ぐ等、花の世界で生きていこうと思っている方々にとっては、是非ともお勧めしたい学校だと思います。 学園のカリキュラムは充実しており、基礎を学んだうえで技術を磨くには最適です。
しかし、私にとってそれにも勝るほど大切なものが、得られました。
それは、「友達」です。
友達というのは、いわゆる同期入学の人達だけに限らず、学園を卒業した人すべての事です。 東京での学園生活、就職を終え、地元福島に戻った時も一番に声をかけてくれ、それから10年以上経った今も大切な「仲間」となっている卒業生がいます。  
それくらい、学園で1年を過ごしたという連帯感、仲間意識が強いのだなと、改めて思います。

<学園を通して出会った仲間との、菊人形祭りの花装飾>

将来、様々な業種がAIに取って代わられる、なんて話があります。ですが、お客さんと対面し、コミュニケーションをとりながら花を作成していく、という技術が必要な花屋は、この先もずっと無くならないと思います。

 皆で、未来の花屋業界を盛り上げていきましょう! 
                                                                                                                            及川政彦

<お店にて。香りたかいバラをふんだんに使って・・・>

限会社 及川生花店 


〒960-8001
福島県福島市天神町15−23
TEL: 024-534-3850

及川さん、どうもありがとうございました。
在学中に多くの友人に恵まれたばかりでなく、地元の福島へ帰られてからも学園がきっかけとなり、長いお付き合いの「仲間」ができたのですね。JFTD学園卒業生という連帯感の強さを感じると共に、及川さんの人望の厚さを感じました。
心をカタチにする花の仕事って素敵です!
もっともっと花業界が盛り上がりますように (‘ω’)ノ


さて、次のバトンを受け取ったのは、第18期卒業の宮原 勇貴さんです。
現在、どんなご活躍をしていらっしゃるのか楽しみです。


次回もお楽しみに!!

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