卒業生紹介 vol.31
謹んで新年のお祝いを申し上げます。
その月ごとに指名された卒業生から、縁のある方にバトンを渡し、次々とつなげてゆく「卒業生紹介」。2018年からスタートし、第31回目を迎えることができました。
ＪＦＴＤ学園日本フラワーカレッジの卒業生が学園で過ごした１年間を振り返って、今どう感じているのか、これからも生の声をお伝えしていきたいと思います。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。
第31回は、第28期卒業生の山村 未悠さんです。
山村さんの趣味は観葉植物を育てることで、くつろげる部屋になるようインテリアとの調和を考え、緑に囲まれた生活を楽しんでいらっしゃいます。
そんな山村さんは、子供のときから花が大好きで、将来花に携わる仕事がしたいと考えていました。高校を卒業してからJFTD学園日本フラワーカレッジへ入学され、実家が花店ではないこと、それまで花をいけたことがほとんどないことから焦りや不安を感じたこともあるようですが、実際にJFTD学園へ通いはじめて学園生活はどうだったのでしょうか。
また、街の花店でお勤めの現在、JFTD学園で学んだことはどのように役立っているのでしょうか。
それでは山村さん、よろしくお願いします！！
はじめまして、28期卒業生の山村未悠です。
卒業して2年が経ちますが、今改めて学園生活を思い出すとすごく濃い一年だったなと思います。 JFTD学園ではフラワーデザインの授業だけでなく、会計学や色彩学、マーケティングなどの他にも幅広く学びます。在学中は正直、働き始めたらこれは必要なのかな、などと考えた時もありました。しかし、私はその多くが花店で働きはじめてから勉強しておいて良かったなと思うものばかりでした。
特にグリーンコーディネートは、鉢物の植え替えやお庭のメンテナンスのご依頼が多いため、授業で習ったことがとても役に立っています。
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花店は立地やお客様の層で、求められる花の傾向や、仕事の内容が本当にバラバラだということを花店実習やアルバイト、就職を通して知りました。そのため、もっと積極的に色々なことを勉強しておけば良かったと反省していますが、同時に基礎だけでも学園で学ぶことができて本当に良かったと感じています。
また、バラ・カーネーション・胡蝶蘭・ガーベラ等の生産地を見学できたことも、強く印象に残っています。働き始めると生産者さんのところへ出向き、直接お話を伺うことができる機会はあまりないので、とても良い経験になりました。たくさんの人が関わり、その方々のおかげで花を売ることができているのだと、自分の目で見ることで改めて実感しました。
そして、たくさんの愉快な仲間たちに出会えたこと、一緒に過ごすことができたことに感謝しています。 私は実家が花店ではないので入学した当初、同い年みんなの実家が花店だと聞き、不安になりましたが先生方が1から丁寧に教えてくれたので、なにも心配することはありませんでした。
1年間という短い時間なので毎日忙しくて大変でしたが、同期のみんなと制作する季節イベントの装飾授業、教会へ行き挙式の装飾をする授業はとても楽しく、チームで協力する大切さを学びました。海外研修は多くのものを見て、異国の文化を肌で感じることができ、もう一度行きたいくらいです。
海外研修で訪問したドイツの朝市で見た、多くの人がパンや食材を買うように年齢性別関係なく花を買って小脇に抱えて歩いている姿を今でも鮮明に覚えています。 そんな、日常に溶け込むように、花や植物がすぐ側にある人がもっと増えればいいな、と思いますし、私はそれを手伝うような仕事がしたいと思っています。
今は商店街の花店で働いていますが、新型コロナウィルスの影響で在宅勤務をする人が増え、以前よりも花を自宅に飾る人が少し増えたように感じています。
これから先、花や植物を飾ってみようかな、と思う人がさらに増えるよう試行錯誤しながらも頑張りたいです！
すごく真面目な感じになっちゃいましたが、学校はアットホームで楽しく、すごく面白かったです！ありがとうございました！
〒165-0027
東京都中野区野方6-32
TEL : 03-3339-0087
山村さん、どうもありがとうございました。 新型コロナウィルスの影響で、多くの人が閉塞感や不安を抱えていると思いますが、そんな時こそ花が注目され、求められる時かもしれませんね。
これからも花の魅力をどんどん発信し続けてほしいです！
さて、次のバトンを受け取ったのは、第28期卒業の津島 里奈さん。
現在、どんなご活躍をしていらっしゃるのか楽しみです！！
次回もお楽しみに。