卒業生紹介 vol.35
年齢・職歴を問わず、全国各地、海外から花のスペシャリストを目指す人が入学するJFTD学園日本フラワーカレッジ。
花業界で活躍をしている卒業生が学園で過ごした1年間を振り返って、今どう感じているのでしょうか。「卒業生紹介」では、その月ごとに指名された卒業生から縁のある方にバトンを渡し、次々とつなげていきます。
第35回は、第24期卒業生の加藤 久弥さんです。
加藤さんはお父様からJFTD学園日本フラワーカレッジの紹介を受け、フラワーデザインを基礎からしっかり学びたいという想いから入学を決めたそうです。入学前は、年齢差のある同期とうまくやっていけるか不安に感じていたようですが、実際に入学をしてみて、どうだったのでしょうか。
それでは加藤さん、よろしくお願いします!!
ご高覧くださりありがとうございます。
JFTD学園 24期卒業の加藤久弥と申します。
私は2014年度にJFTD学園へ入学し、卒業後、実家のハナヒデ花園に勤めました。
当時は26歳でしたので、入学前は年齢の離れた同期の人たちと上手く打ち解けられるか不安でした。しかし、通学しはじめて一週間もすると親しくなってゆき、すぐに互いの住まいへ遊びに行く様になっていました。
「学」とは違う部分でも、「あぁ、この学園に来て良かった」と思える出逢いが有り、これからも続くだろう同期との関係を宝物のように感じています。
学園では、フラワーデザインの実技や座学の学科など、花店の経営や花に関する専門的な知識等を幅広く学ぶことができます。
なかでも店舗実習(インターン)は、それまで実家の花店しか知らなかった私にとって、とても勉強になるものでした。 それぞれの地域環境に即した仕事のやり方を知り、様々な形態の仕事を実体験することで新しい価値観が芽生え、貴重な経験として今でも強く印象に残っています。
また、花店は花を販売するだけではなく、デザインして作品を作るということも知り新鮮な驚きを受けました。学園に通わず、実家の花店をそのまま継いでいたら、知り得なかった事だと思います。
今では、同期の仲間とお互いに制作した作品の感想などを話し合っています。
数年前から地元地域の団体に加盟し、街の活性化やイベントの立ち上げなどにも尽力しております。
また、個人では新たに会社を立ち上げ、花に携わる新しいブランドとして、下町でもおしゃれで、楽しみながら花を選べるお店作りに取り組んでいます。 コロナ禍で不安になるようなニュースばかりが目立つ昨今ですが、花を通して多くの方に安らぎと幸せを届けることができるよう、努めていきたいと思います。
この度は、貴重な時間を割いてお読み下さいましてありがとうございました。
加藤さん、どうもありがとうございました。 学園で学んだ専門的な知識や、築き上げた人脈をいかして活躍されていることが伝わってきました。 コロナ禍において、ご自宅用などの花の需要が高まっていると聞きますが、今まさに安らぎの時間が必要をされている証なのかもしれません。
さて、次のバトンを受け取ったのは、第27期卒業の谷崎 好奈美さんです。
現在、どんなご活躍をしていらっしゃるのか楽しみです。
次回もお楽しみに!!