近くをウォーキング(3学期編)
先日は、教会装飾等の様子を動画でご紹介いたしましたが、その週は、キリスト教教会挙式の花装飾、パーティの花、キリスト教式葬儀の花装飾と、校外研修と教室での実習で、花も十分使いまわしをして、金曜日の夕方のフラワー会館1階ロビーはフューネラル(葬儀)の花装飾でいっぱいとなりました。3学期は短い期間で、その1月では山場となる授業も終え、その後のいくつかの大きな試験なども今日終えました。3学期は、次々と来る実践授業の合間に試験があり、学生もなかなか忙しい毎日を送っています。
教会挙式の実習には、品川の御殿山にある教会をお借りしていますが、当日みんなで荷物を分担して持ち徒歩で往復するのですが、学園から歩いて行ける御殿山は、とても静かな雰囲気の素敵な散歩コースです。ただ最近は1年に1度になってしまい、けっこうな坂をのぼると、3学期を実感します(笑)。
さて、1月の初めに、「フラワーデザインの歴史」という講義を担当しました。古代にみられた花装飾から始まり、現在のフラワーデザインに至るまでの長い長い花の歴史ともいえるものを短い時間で講義をするので、なかなか大変です。また講義を聞くのが苦手な学生もいます。でも、その中の何か一つでも覚えていてくれたら、それでも良いのではとも思っています。私自身も学生の頃、日本史や世界史の歴史の授業はあまり興味がもてない科目の一つでした。が、あとになり、いろいろなことを学び、聞き、それがだんだんリンクしてきたりする中で、歴史って面白いものだったんだと後になって実感したりしています(笑)。
あっ、もっと一生懸命勉強すれば良かった!とも思いつつ、いやいや、なんだか、このリンクしていくっていうのも楽しい!と思います。
というわけで、東京都庭園美術館で開催している展示会を見てきました。1910~1930年代の、いわゆるアール・デコの時代の展示ですが、庭園美術館の建物もその時代の建築なので、ここを訪れるときはしっかりと内装も見てきます。今回は直接花に関する展示は見られないですが、当時のテキスタイルに花模様はたくさん使われていました。学生にも簡単ではありますがこの時代の話もします。私自身も日々勉強です!(高橋洋子)