卒業生紹介　Vol.1

年齢・職歴を問わず、全国各地・海外から花のスペシャリストを目指す人が入学するJFTD学園日本フラワーカレッジ。2018年3月に卒業した第27期までで、卒業生は約1,450名となりました。

一般社団法人JFTD主催のジャパンカップやグランドチャンピオン選手権（全国のフローリストが、技術と知識を競う競技会）に出場し、優勝する卒業生も出てきました。また、その他フラワーデザインコンテストの優勝者も数多くいます。

そんな、花業界で活躍をしている卒業生が今、どんな想いで花と向き合っているのか、また、学園で過ごした1年間を振り返ってどう感じているのか迫ってみようという企画、「卒業生紹介」！！
その月ごとに指名された卒業生から、縁のある卒業生にバトンを渡し、次々とつなげていきます。

まず、記念すべき第一回目は私！
第11期卒業生、現在JFTD学園日本フラワーカレッジで講師アシスタントをしております、 間宮智彦です。

私が、JFTD 学園日本フラワーカレッジに入学したのは、今から17年前になる2001年でした。
小学生のときから、植物のもつ魅力に心ひかれ、観葉植物を育てたり、庭に様々な植物を植えているうちに、植物に携わる仕事がしたいと強く願うようになっていました。

実家は、ごく一般的なサラリーマン家庭だったので、早く植物に関する仕事をしてみたいという想いから、15才、高校生の時に生花店(三ツ境生花園)でアルバイトをはじめました。アルバイト先の生花店では、花束やアレンジメントの作り方を教わりましたが、フラワーデザインの楽しさを知れば知るほど、もっと技術を学びたいという意欲がどんどん湧いてきました。
高校3年生の夏、アルバイト先の生花店に勤務していた先輩に進路の相談をすると、
「花の仕事をしたいと考えているならば、うってつけの学校があるよ！！」
と、紹介していただいたことがきっかけで、JFTD学園日本フラワーカレッジを知りました。そこで、学園に見学へ行ってみると、先輩方が明るい雰囲気の中で学んでおり、フラワーデザインの講師はとても熱心に教えていらっしゃる姿が印象的で入学を決意しました。
実際に入学してからの印象は、先生方はとても熱心に教えてくださいましたし、同級生の中には大学を卒業してから、また、社会人を経験してから入学した学生も多かったのですが、同じ夢に向かって進む仲間という意識が強かったので、クラスメイトは皆、仲良く一体感がありました。
今となっては、多感な時期にこの学園へ通っていたこともあり、先生方にはご迷惑をおかけしたなと思うのですが、その反面で学園生活の思い出がたくさんできたなとも思います。

卒業してからは、都内生花店(株式会社 花弘)でブライダルを中心とした仕事を約11年間勤め、その後は独立をして幅広く経験を積みました。
縁あって、現在は本学園で勤務しており、主に学生の生活指導を担当していますが、授業中にウトウトしている学生の肩をたたいて起こすとき、内心では「ついつい寝てしまう気持ち、ちょっと分かるなぁ・・・」と、感じています(^_^;) 笑

さて、そんな私が次にバトンをわたすのは、ご兄弟でJFTD学園日本フラワーカレッジを卒業をした田邉 礼次・承三さん（兄　11期卒業、弟　21期卒業）です。
田邉さんご兄弟は、広島県にある有限会社フラワーショップ ムツミに勤務されています。
広島へ行く機会があったときには、お店を訪問し、学園での思い出をあれこれ話をできたらなぁと考えています。

それでは、次回もお楽しみに！！