卒業生紹介 vol.25

年齢・職歴を問わず、全国各地、海外から花のスペシャリストを目指す人が入学するJFTD学園日本フラワーカレッジ。 花業界で活躍をしている卒業生が学園で過ごした1年間を振り返って、今どう感じているのでしょうか。
「卒業生紹介」では、その月ごとに指名された卒業生から縁のある方にバトンを渡し、次々とつなげていきます。

第25回は、第21期卒業生の福原千夏さんです。
 福原さんは現在、HANAZUKANという生花店を営んでいらっしゃいます。 お店の所在地である世田谷区豪徳寺には生花店が何店舗かあるため、コンセプトの違いを明確にし、高品質でバリエーション豊かな花を揃えることで老若男女から愛されるお店になりました。
 そんなお店の作りの秘密は、その他にどのようなことがあるのでしょう。
また、JFTD学園で学んだことはどのように役立っているのでしょうか。 それでは福原さん、よろしくお願いします!!

 こんにちは。 21期生卒業生の福原千夏と申します。
私はHANAZUKANという屋号で生花店を経営し、日々忙しく働いています。
 学園卒業後は都内の様々な花屋で数年勤務したのち、2018年4月にHANAZUKANをオープンしました。オープンしてからちょうど2年たつ今、この卒業生紹介リレーのバトンを回していただき、当時の自分自身や学園生活のことを懐かしく思い出しました(笑)

私がJFTD学園に入学した理由は、「花に携わる仕事をずっとやっていきたい、そのために一通りの知識や技術を学びたい」という想いからでした。

<レッスン 手作りクリスマスリース>

 1年間でフローリストに必要な知識や技術を勉強するので、時間も朝から夕方まで授業がみっちりでしたし、ついていくのに必死でした。当時は将来独立するとは思っていなかったので、会計学などは眠気と戦う時間…、他の授業も昼食後は眠ってしまいそうになるなんてこともありました。
(全て必要なことだったなぁ)、(もう少しちゃんと勉強していればよかった)と、今さらながら悔やまれます。学園の授業は座学や教室でおこなう実習だけでなく、花の生産地や市場の見学、教会へ出向いて実際に装飾をすることもありました。 それらの経験から学んだことは、今でも役立っています。

<レストランウェディングの花装飾>
<店頭にも季節の花を中心に>

 現在は、店売りを中心に、レッスンやブライダルブケー・撮影用の花の制作等を行っています。 店売りは季節感を大切にしたラインナップで花をそろえ、レッスンは毎月テーマを決め少人数で行っています。 ありがたいことに徐々にお店の認知度が上がってきたので、ブライダル用ブケーや雑誌撮影用依頼も増えてきました。
仕入れから全て一人でこなすため、体力的にも大変です。しかし、どの仕事もお客さんに満足してもらえると、嬉しい気持ちになります。

<ちびっこレッスンも開催しています>

 色々なシーンで花を求める方の気持ちや意図が汲み取れるようなフローリストを目指し、日々積み重ねてきましたが、思うようにいかない日には、まだまだだなと落ちこむこともあります。
そんなとき、お会いしたことはなくてもJFTD学園卒業生の活躍や、在校生の頑張りなどを耳にすると自分も初心に戻れたような気がして頑張ろうと励まされます。

JFTD学園は、そんな素敵な学校です。

HANAZUKAN
〒154-0021 東京都世田谷区豪徳寺1-49-2
          トリアドムス103
 TEL : 03-5799-6087



福原さん、どうもありがとうございました。

1人でお店を営むことは本当に大変だと思います。 しかし、お忙しい中でもイキイキとお仕事をされており、とても素敵です。 老若男女から愛されるお店の秘密はそんなところにもあるのではないでしょうか。
さて、次のバトンを受け取ったのは、第20期卒業生の髙瀬雄樹さんです。
現在、どんな活躍をされていらっしゃるのか楽しみです。

次回もお楽しみに!!



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