卒業生紹介 vol.17
年齢・職歴を問わず、全国各地、海外から花のスペシャリストを目指す人が入学するJFTD学園日本フラワーカレッジ。
花業界で活躍をしている卒業生が学園で過ごした1年間を振り返って、今どう感じているのでしょうか。「卒業生紹介」では、その月ごとに指名された卒業生から縁のある方にバトンを渡し、次々とつなげていきます。
第17回は、第19期卒業生の生田 要さんです。 生田さんは、社会人を経験したのちにJFTD学園日本フラワーカレッジへ入学されました。しかし、入学前は花に興味を持てずにいたそうです。現在は、ご実家の生花店で活躍されていますが学園へ入学され、花への思いはどう変わられたのでしょうか。
それでは生田さん、よろしくお願いします!!
【はじめまして!生田要です】
白河ラーメンと白河ダルマが有名な城下町、福島県白河市「フラワーショップいくた」の2代目。 現在45歳、妻と子供2人の4人家族です。理工系大学を卒業後設計デザインの仕事を10年務め、その後東京から福島へ戻り、花屋になるべく34歳でJFTD学園に入学しました。
<今から約10年前の19期に入学しました>
【JFTD学園について】
JFTD学園では、フローリストになる為の知識や技術はもちろん、色彩やいけ花、経営、経理にいたるまで、幅広く学びました。授業終了後は、都内に数多くある花屋を巡り、さらに週末は花の展覧会や、フラワーショーを見て回るなどして過ごしました。 また、高輪プリンスホテルやシャングリラホテル東京でアルバイトをしながら、ホテルのブライダル装花についても学んでいました。 そのため、とても忙しい毎日だったのですが、他の学校や花屋勤務何年分にも値するほどのとても密度の高い充実した1年間になりました。
【花屋ができる地域貢献】
JFTD学園に入学をするまで私は花に、興味を持てませんでした。 ただ、授業の中で美しい花を何度も使用し、講師からその花々の魅力を教わるたびにどんどん好きになっていきました。 それと同時に東京で生活することにより、それまで気が付くことができなかった地元ならではの良さを感じるようになっていました。 人と人との繋がりが強いというのが、その良さの1つです。
花を束ね、「ありがとう!!」と、お客様に笑顔でお礼を言ってもらえるこの仕事は、なんて素晴らしいのだろうと思いはじめました。卒業後には、しっかり花屋の大変さを味わいましたが(^^;(笑) 東日本大震災を機に、人や地域との繋がりをますます強く意識するようになり、今でも花屋として人と地域の為に何ができるのか日々模索しています。
<マルシェへも出店しました!>
<ホテルのロビー装花には、大きな枝をつかってダイナミックに>
当店は店頭販売、卸売、ブライダル、ご葬儀、ワークショップ、イベントとなんでもやります。
フラワーアレンジ教室や地元イベントの会場装花、会社やカフェ、ケーキ屋、雑貨屋とのコラボなどで、少しずつではありますが手ごたえを感じています。 今後もっと街が元気になるように、超地域密着にこだわり、もっと花に親しんでもらえるような新しい活動を画策中です。
生田さん、どうもありがとうございました。
地元を離れてこそ気がつく地元の良さ! そのことが、現在の生田さんのポリシーにつながっているんですね。 地域密着型にとことんこだわったスタイルということで、これからも福島県白河市を盛り上げていってほしいなと思います。生田さん、福島県のみなさん、応援しています(‘ω’)ノ
さて、次のバトンを受け取ったのは、第12期卒業の鈴木悠介さん。 現在、どんなご活躍をしていらっしゃるのか楽しみです。
次回もお楽しみに!!
間宮