希望を胸に第29期卒業
2020年3月5日(木)、日本フラワー会館において、2019年度第29期JFTD学園日本フラワーカレッジ第29期生の卒業式が執り行われました。式は新型コロナウィルス感染拡大防止のため、参列者を卒業生、学校関係者に縮小しての実施となりました。
式では初めに、三田英世JFTD学園日本フラワーカレッジ校長より卒業生30名へ卒業証書が授与され、つづいて成績・出席優秀者、特待生の表彰が行われ、特待生にはJF教育振興基金より授業料の一部が免除されました。
また、資格認定では試験に合格した25名に対し、一般社団法人JFTDより「フローリスト資格認定証書」が授与されました。
澤田將信JFTD会長・学園長は式辞の中で、「後継者が減少する業界において、花屋を起業し、一緒に花を通じて、明るく平和な世の中をして行きましょう。限りない可能性を持った君たちが立派に活躍することを祈ります」と期待を込めたお言葉を頂きました。
また、農林水産省 生産局 園芸作物課 花き産業・施設園芸振興室 室長 長峰徹昭様より、「ここからが「フローリスト」としての本当のスタートであります。皆さんには「花と緑のプロ」として、お客様とのコミュニケーションを大切にして、お客様が本当に求めている花を提供できる「フローリスト」になって頂きたいと思います」と励ましのご祝電を頂戴いたしました。
最後に第29期を代表し、岡崎英明さんより「学生生活も終わり、明日から私達は社会という大きな舞台に立つことになります。更に今日の日々変化のある業界の中で私達自身も常に柔軟に対応をしていかなくてはなりません。この一年間で学んだことを忘れずに、大きな変化の中でも自ら主体となって行動し、業界の未来を担う存在として活躍できるよう努力を惜しまず、たゆまぬ自己の向上に努めてまいります」との力強い謝辞が述べられました。
卒業生の晴れやかな顔に、無事式を終えられたことに安堵するとともに、未来への希望を感じました。明日からはフローリストとしての第一歩を歩み始めますが、JFTD学園での学びを基礎に大きく羽ばたいて欲しいと願っています。第29期の皆さん、ご卒業おめでとうございます。(松菱)