海外研修2日目(オランダ)
2017年12月4日~11日、第27期生海外研修を実施しています。
今年はオランダ(アムステルダム、ライデン)、ドイツ(ミュンヘン)の2か国の花に関わる生産、流通、小売り、教育、文化など多方面にわたって研修を行います。
さて、引率スタッフから現地研修2日目の写真が届きましたので、ご紹介いたします!
2日目最初の視察は【Dummen Orange社 】というバラ育種、生産会社を訪問しました。
まず初めに会社概要についてお話ししていただき、その後、防護服を着て育種農場を見学させていただきました。
育種中の農場では市場に出回る前の新品種がたくさんありましたが、この中から数株しか世の中にデビューしないということを伺うと、育種の大変さが分かる気がしたようです。
次に視察したのは、主にヒヤシンスやスイセン、チューリップなどの球根を扱う【 Hogervorst社 】です。
年間数十万球の球根を生産しており、生産だけでなく、インテリアとしてそのまま飾れるように商品化までしているそうです。
冷蔵庫にはこれから春先まで出荷が続く球根がたくさん貯蔵されていましたが、それを植えて出荷作業を行う従業員は10人もおらず、大規模なオートメーション化と徹底的な合理化を行っていることに、学生はとても感心したようでした。
午後は産地を離れ、ライデンの街へ向かいました。
ライデンは日本にゆかりの深いシーボルトが住んでいたところでもあり、旧市街は訪問した水曜日と土曜日は青空マーケットが開かれる大学都市でもあります。
ここでは2軒の花店を訪問し花束を制作してもらったり、旧市街を歩いて視察したりしました。
明日はいよいよドイツ・ミュンヘンに移動です!
ドイツはオランダより寒いとか。体調を崩さないようしっかり学んできてほしいと思います。