色合わせは難しい・・・
だんだんと秋も深まり、授業で使う花も色が濃くなってきたような気がします。
暑さも落ち着き、たくさんの花が出回る時期になってきましたね。
花束やアレンジを制作する際、季節感や質感、色合わせ等が重要となります。
授業ではテーマにそった花材を学園が用意していますが、今回の「花の色彩学」授業では色とりどりの花材から、それぞれのテーマに沿って、花材を選び、花束を制作します。
「花の色彩学」のテーマは・・・・
1.同一色相配色
2.類似色相配色
3.反対色相配色(1次補色)
4.反対色相配色(2次補色)
花材は一人20本を自由に選びます。
たくさんの花材の中から、テーマに合わせた花を選ぶのですが、いつもは決められた花材で制作をしているので、自分で選ぶとなると難しく、花の前で悩む学生続出!
時間は無制限にあるわけでないので、素早く選ばないといけまえん。もっとも、実際の花店においてはお客様を待たせることになるので、思いきりも必要とされます。
出来上がった花束は、色の組み合わせ、形、花器に入れた場合のバランスなどについて講師からアドバイスをいただくのですが、色の組み合わせはいいけれど、形がなっていない花束や、色のボリュームが今一つな花束等々、組み合わせによってこうも違うのか!と、学生は実体験したようです。
こんなにたくさんの種類を使うのは年に数回しかないのですが、普段の授業では使わない花材もあり、学生らは本当に楽しそうに花を選び、制作していたのが印象的でした。
お客様のご要望に沿える花を作れるよう、今回の授業を良い経験として頑張って欲しいと思います。