2017年10月号「花コミュニケーション」Vol.174
花の専門雑誌「月刊 フローリスト」で連載中の、「花コミュニケーション」。
二人の卒業生がひとつのテーマを基に作品を制作し、その違いをみなさんに見ていただきます。
また、作品の説明、制作者自身のこと、相手の印象、仕事のことなど、お二人の側面にも迫ります!
10月号は第8期卒業の柴田 雅弘さんと、鷲田 新介さんです。
柴田さんはJFTD学園日本フラワーカレッジを卒業後、京都・ちきりやガーデンに勤務、吉野実江子氏に師事。その後、家業の花店を継ぎ、現在に至ります。
鷲田さんはJFTD学園日本フラワーカレッジを卒業後、すぐに家業を継がれました。現在は、高等学校評議員や技能検定の役員を務める他、花育活動や若手の育成などにも精力的に活動をされています。
今回のテーマは「和バラ」ということでお二人の出身である滋賀県、ローズファームケイジのバラ作家、國枝さん作のバラを使って作品を制作。花や色合いのみならず、器や枝ぶりの細部にいたるまで「和バラ」にこだわりぬいた作品を披露してくださいました。
仕事の傍ら滋賀県と京都府のメンバーが定期的に集まり、行われているフラワーデザインの勉強会へ参加されているお二人。JFTD学園日本フラワーカレッジ在学時から、なんでも言い合える特別な関係だったようですが現在では、よきライバルでもあり、家族のようでもある存在なんだとか。
また、来春には若手フローリストでグループ展を開催予定ということで、どんなお花が来場者をお迎えするのかが楽しみです。
■柴田 雅弘 第8期卒業 (シバトラ/滋賀県高島市)
2006年 JFTDジャパンカップ近畿ブロック代表
2016年 フラワードリーム花キューピッドグランプリ優勝(農林水産大臣賞)
■鷲田 新介 第8期卒業 (ナチュレ/滋賀県野洲市)
フラワー装飾技能士1級
フラワーカラ―アドバイザー