2017年9月号「花コミュニケーション」Vol.173
花の専門雑誌「月刊 フローリスト」で連載中の、「花コミュニケーション」。
二人の卒業生がひとつのテーマを基に作品を制作し、その違いをみなさんに見ていただきます。
また、作品の説明、制作者自身のこと、相手の印象、仕事のことなど、お二人の側面にも迫ります!
9月号は第6期卒業の高橋 正明さんと、柴田 泰和さんです。
高橋さんは学園卒業後にイギリスのConstance Spry Flower Schoolへ留学。伝統的なデザインの勉強をし、22才に帰国をして家業である生花店を引き継ぎました。現在、創業65年となる「すみれ生花店」の3代目として活躍されています。
柴田さんは都内の大学に在学中、JFTD学園日本フラワーカレッジへ入学。大学卒業後は都内のインテリア会社へ就職されましたが、父の病気を機に退職をし、実家の生花店ハナヤスへ。趣味は、愛犬のこやす君(7才)との時間。
JFTD学園日本フラワーカレッジ在学時より特に仲がよかったと語るお2人。卒業をしてから20年という歳月がたっていますが、今でもお互いにかけがえのない友人であり続けているようです。
9月号のテーマは、「 それぞれの秋 」。
同じ教室で学んだ仲間が卒業をしてそれぞれの道へ進み、それぞれの場所で努力を重ね、今こうして同じテーマの花と向き合う。花の選びや色合わせだけでなく、資材にいたるまでこだわりと魅せる工夫が表れています。
■高橋 正明
第6期卒業 (すみれ花店/岡山県倉敷市)
■柴田 泰和
第6期卒業 (ハナヤス/愛知県岡崎市)