Flower Arts Relay Vol.11
花の専門誌「フローリスト」で連載中の【 Flower Arts Relay 】。
誌面を担当した卒業生が、次の号の制作者とテーマを指名します。
日本フラワーカレッジの卒業生は27期生までで約1,500名、その中から担当者と縁のある卒業生が指名されます。
しかし、与えられるテーマについては敢えて苦手なものや、新しく挑戦してもらいたいもの、もっと突き詰めて見てみたいものなど様々です。
また、テーマを読み解くことも大事なこととなります。
第11回目は第2期卒業生の野崎 伊佐夫さん。
今回のテーマは「静と動」です。
このテーマから、墨の静水面にワイヤープランツとプミラで流れを作り、葉を間引くことで動きを強調されたそうです。さらに、流れを止めないよう先端に1輪のバラを配されました。
吸い込まれそうな漆黒の中に紅一点の美しさがきわだって素敵です。
毎回、新たなテーマがうまれる【 Flower Arts Relay 】ぜひご覧ください
テーマ:静と動
タイトル:Nagareru
■野崎 伊佐夫 (第2期卒業)
「Hanappa」 代表 (東京都世田谷区)
2003年 一般社団法人JFTD主催グランドチャンピオン選手権出場
2004年 東京都世田谷区に花店「Hanappa」をオープン。
★フローリストオンラインでは、別アングルからの写真を掲載中です。
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野崎 伊佐夫さんが指名したのは、JFTD学園「花の造形」講師、松田隆作先生。
松田先生に出会って人生が変わったと野崎さん。学園では「花の造形」授業も多く、松田先生から学び、影響を大きく受けている卒業生も少なくありません。次回は、正月花材を使って「時間(とき)をかんじさせるもの」を制作していただきます。
どのように時間(とき)をかんじさせるものを表現されるのか、とても気になります。
次回もお楽しみに!