Flower Arts Relay Vol.14
花の専門誌「フローリスト」で連載中の【 Flower Arts Relay 】。
第14回目は第12期卒業生の小沢 豊さん。
今回のテーマは「春の芽吹き」。作品タイトルは「一皮」で、「経験や試練を経て、新しい年には一皮むけた新しい自分を見せたい」とのことです。
冬の寒さに耐えてきた植物が、春の日射しの中でいっせいに芽吹くように、様々な困難に遭いながらも前に進んでいこうという気持ちの込められた作品が、新しいスタートにピッタリです。
イチゴやナノハナなど、小花の可愛らしさとは対照的である直線的な太い木の柱が印象的で、優しさと芯の強さを感じました。
毎回、新たなテーマがうまれる【 Flower Arts Relay 】ぜひご覧ください
テーマ:春の芽吹き
タイトル:一皮
■小沢 豊 (第12期卒業)
「グリーンプラザ小沢園芸」勤務。(広島県安芸郡)
広島県出身
2006年、2015年、2017年 一般社団法人JFTD主催ジャパンカップ 中国ブロック代表。
★フローリストオンラインでは、別アングルからの写真を掲載中です。
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小沢さんが指名したのは、第4期卒業生の山村 亨さん。
2018年は花のイベントや豪雨災害を通じてたくさんの人とのつながりやご縁を感じた1年間だったそうです。そこで山村さんには「エン」をテーマにバトンを渡します。
次回もお楽しみに!
※ Flower Arts Relay とは・・・花の専門誌「フローリスト」の誌面を担当した卒業生が、次の号の制作者とテーマを指名します。
日本フラワーカレッジの卒業生は27期生までで約1,500名。その中から担当者と縁のある卒業生が指名されます。
しかし、与えられるテーマについては敢えて苦手なものや、新しく挑戦してもらいたいもの、もっと突き詰めて見てみたいものなど様々です。
また、テーマを読み解くことも大事なこととなります。