Flower Arts Relay Vol.23
花の専門誌「フローリスト」で連載中の【 Flower Arts Relay 】。
第23回目は第23期卒業生の上杉 匡平さん。
今回のテーマは「ヨーロッパのクリスマス」。作品タイトルは「カトリックのクリスマス」です。
上杉さんは、キリストの血と愛の色である赤と永遠の生命と意味する緑の2カラーで、愛と生命を表現されました。「資材にこだわらず花だけで伝えたい」という思いも込め、“花8割、資材2割”のモットーで挑まれました。
柔らかなグリーンのアジサイの中で、赤色のラインがとても際立っています。
重厚感のある仕上がりと、シックな赤色が厳かなヨーロッパのクリスマスを彷彿させているように感じました。
どこからともなく教会の讃美歌が聴こえてきそうです。
毎回、新たなテーマがうまれる【 Flower Arts Relay 】ぜひご覧ください。
テーマ:ヨーロッパのクリスマス
タイトル:カトリックのクリスマス
■上杉 匡平 (第23期卒業)
「上杉生花店」勤務 (三重県名張市)
2016~2018年度花キューピットグランプリにて、それぞれ銅賞、銀賞、銀賞で入賞。
趣味はスノーボード、ベース・ギター、ゴルフ。
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次に上杉さんが指名したのは、第22期卒業生の是松 泰治さん。
まだ、右も左もわからなかった頃の上杉さんを厳しく指導された是松さん。上杉さんにとって、頼もしくも優しい恩人だそうです。
次回、是松さんへは「冬景色」というテーマが託されました。 どんな花で、冬景色を表現されるのでしょうか。
次回もお楽しみに!
※ Flower Arts Relay とは・・・花の専門誌「フローリスト」の誌面を担当した卒業生が、次の号の制作者とテーマを指名します。
日本フラワーカレッジの卒業生は28期生までで約1,500名。その中から担当者と縁のある卒業生が指名されます。 しかし、与えられるテーマについては敢えて苦手なものや、新しく挑戦してもらいたいもの、もっと突き詰めて見てみたいものなど様々です。 また、テーマを読み解くことも大事なこととなります。