Flower Arts Relay Vol.21

花の専門誌「フローリスト」で連載中の【 Flower Arts Relay 】。

第21回目は第22期卒業生の脇田 水紀さん。
今回のテーマは「秋の味覚を使って」、作品タイトルは「Autumn is coming」です。
脇田さんは今回のテーマから、まずブドウを思い浮かべたそうです。
お庭にひっそりと実っていたブドウの渋い色みや葉の枯れ具合、虫食いまでもが、とても魅力的でした。そんなブドウをワラの隙間から垣間見せることで、暑い夏が終わり、これからやってくる実りの秋を表現されています。
白や薄い紫から、ブドウの深いボルドー色までのグラデーションに、季節の移ろいを感じました。軽やかな花を中心にいけてあり、小花が初秋の爽やかな風に吹かれて今にも揺らぎだしそうです。
毎回、新たなテーマがうまれる【 Flower Arts Relay 】ぜひご覧ください。

テーマ:秋の味覚を使って

タイトル:Autumn is coming


■脇田 水紀 (第22期卒業) 「有限会社本郷台花う」 (神奈川県横浜市)
JFTD学園日本フラワーカレッジを卒業後、「サンフローリスト」入社。 その後、実家の花店「本郷台花う」(横浜市)へ戻り、現在へ至る。
マミフラワーデザインスクール講師。2013年クイーンズカップ フリースタイル部門8位。

★フローリストオンラインでは、別アングルからの写真を掲載中です。
→NEXT! 次に脇田さんが指名したのは、第27期卒業生の上杉 奈愛さん。
脇田さんが以前、勤務されていた花店「サンフローリスト」で、現在働いている上杉さん。 まだまだ卒業したばかりの上杉さんには、フレッシュな作品を期待して、「異素材を使って」というテーマが託されました。
どんな異素材をつかった作品になるのでしょうか。 次回もお楽しみに!

※ Flower Arts Relay とは・・・花の専門誌「フローリスト」の誌面を担当した卒業生が、次の号の制作者とテーマを指名します。 日本フラワーカレッジの卒業生は28期生までで約1,500名。その中から担当者と縁のある卒業生が指名されます。 しかし、与えられるテーマについては敢えて苦手なものや、新しく挑戦してもらいたいもの、もっと突き詰めて見てみたいものなど様々です。
また、テーマを読み解くことも大事なこととなります。

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