Flower Arts Relay Vol.28
花の専門誌「フローリスト」で連載中の【 Flower Arts Relay 】。
第28回目は第20期卒業生の唐木 翔平さん。
今回のテーマは「鹿角を使って」。作品タイトルは「落とし角」です。
春らしい色を意識して、シカの角にはペイントが施されています。
さらに、角は硬い質感なので、花は反対にやわらかな印象のものを使用。
色、質感、使用する花材において、季節を意識することにより、明るく春らしい作品に仕上がりました。
春に生え変わるシカの角。 落ちた角を、ナノハナが持ち上げているように見え、「柔らかい花が、どうやって重い角を持ち上げているのだろう?」と、疑問が湧きました。
これは、角を支える支柱をナノハナの茎に通して隠しているのだそうです。 そんな方法があるのですね!驚きました。
毎回、新たなテーマがうまれる【 Flower Arts Relay 】ぜひご覧ください
テーマ:鹿角を使って
タイトル:落とし角
■唐木 翔平 (第20期卒業) 「フラワーショップのなか」勤務 (静岡県浜松市)
2017、2019、2020JFTDジャパンカップ東海ブロック代表。
マイブームは腰痛予防のためのヨガ。
次に唐木さんが指名したのは、第17期卒業生の斎藤 仰さん。
斎藤さんは、同じ静岡県で花の仕事を営み、ジャパンカップの東海ブロック代表でもあります。
唐木さんが尊敬する大先輩にお願いしたのは、小花を使った作品。 春は多くの小花が咲く季節。 どんな色のどんな小花をつかった作品になるのでしょうか。
次回もお楽しみに!
※ Flower Arts Relay とは・・・花の専門誌「フローリスト」の誌面を担当した卒業生が、次の号の制作者とテーマを指名します。
日本フラワーカレッジの卒業生は29期生までで約1,530名。その中から担当者と縁のある卒業生が指名されます。 しかし、与えられるテーマについては敢えて苦手なものや、新しく挑戦してもらいたいもの、もっと突き詰めて見てみたいものなど様々です。
また、テーマを読み解くことも大事なこととなります。