Flower Arts Relay Vol.39
花の専門誌「フローリスト」で連載中の【 Flower Arts Relay 】。
第39回目は、第13期卒業生の飯野 正永さん。
今回のテーマは「構造構成の自然的表現」。
作品タイトルは「構造構成における荒々しさと柔らかさの対比」です。
飯野さんは、自然のなかから切り出したコケボクをベースに、春の伸びやかな花を構造構成を考慮して規則的に配置して生けられました。
荒々しいベースと、春のやわらかい花との対比を構造されています。
自然の中で逞しく成長してきたコケボクに支えられ、花の軽やかさと淡く優しいパステルカラーが一層強調されています。春風と共に香りまで漂ってきそうです。
毎回、新たなテーマがうまれる【 Flower Arts Relay 】ぜひご覧ください
テーマ:構造構成の自然的表現異素材
タイトル:構造構成における荒々しさと柔らかさの対比
■飯野 正永 (第13期卒業)
「フローリストせきど」チーフデザイナー (神奈川県秦野市)
2012、2014年世界らん展 フラワーデザイン審査部門 総合最優秀賞
2013、2014年JFTDフラワーデザイン競技会「ジャパンカップ」南関東ブロック代表
JFTD学園日本フラワーカレッジ卒業生の繋がりから、バトンをつなげてきた【 Flower Arts Relay 】。
このたび第39回目をもちまして、最終回を迎えることができました。長きにわたりこちらの連載をご覧いただきまして、どうもありがとうございました。
これからもJFTD学園日本フラワーカレッジ卒業生の作品、活躍にご期待ください!
※ Flower Arts Relay とは・・・花の専門誌「フローリスト」の誌面を担当した卒業生が、次の号の制作者とテーマを指名。
日本フラワーカレッジの卒業生は30期生までで約1,560名です。その中から担当者と縁のある卒業生が指名されます。 しかし、与えられるテーマについては敢えて苦手なものや、新しく挑戦してもらいたいもの、もっと突き詰めて見てみたいものなど様々です。 また、テーマを読み解くことも大事なこととなります。