Flower Arts Relay Vol.7
花の専門誌雑誌「フローリスト」で連載中の【 Flower Arts Relay 】。
誌面を担当した卒業生が、次の号の制作者とテーマを指名します。
日本フラワーカレッジの卒業生は27期生までで約1,500名、その中から担当者と縁のある卒業生が指名されます。
しかし、与えられるテーマについては敢えて苦手なものや、新しく挑戦してもらいたいもの、もっと突き詰めて見てみたいものなど様々です。
また、テーマを読み解くことも大事なこととなります。
第7回目は第12期卒業生の小西 拓さん。
今回のテーマは「1本の花」ですが、1本を生けるというよりも、1本を見せるということに観点を変えられた小西さん。フレームと枝で枠を構築し、中心に花を配置することにより、自然と中に視線が引き寄せられるように工夫されています。
まるで展示品のようですね!グランドチャンピオン選手権、優勝者の技とセンスがキラリと光ります。
毎回、新たなテーマがうまれる【 Flower Arts Relay 】ぜひご覧ください!
テーマ:1本の花
タイトル:Exhibit
■小西 拓 (第12期卒業)
「小西生花店」勤務
2016年 一般社団法人JFTD主催 ジャパンカップ準優勝(農林水産大臣賞)
2018年 一般社団法人JFTD主催 グランドチャンピオン選手権 優勝
ほか、受賞多数
★フローリストオンラインでは、別アングルからの写真を掲載中です。
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小西 拓さんが指名した卒業生は、第7期卒業の堀 文則さん。
小西さんにとって、堀さんは尊敬する先輩であると同時に目標であり、ライバルであり、大切な友人の1人です。
そして、次回のテーマは「重ねる」です。どんな植物で、どんな重なりを表現されるのでしょうか。
次回もお楽しみに!