校外研修 市場見学(北足立市場)
梅雨入りしたかのような5月30日(月)、大田市場に続き、北足立市場を見学しました。
北足立市場は都内唯一の手競りでセリを行っている市場です。
都内では唯一でも、全国レベルでみると機械セリを行っているのは約20%程度。
ほとんどの市場は手競りです。
花市場で花を購入するときには、やはり手競りの知識もなければいけません。
ちょっと聞いただけでは意味不明の競り人の掛け声と符丁に戸惑いながらも、熱気あふれせり場の雰囲気に学生はみな興味津々でした。
セリ後は、㈱第一花きの松本社長から市場の成り立ち、手競りのやり方、手競りのプラス・マイナス面などについてご説明いただき、また北足立市場で仕入を行っている第1期生の平井さんから、なぜ大田市場でなく北足立市場から買っているのか、セリにかける思いなどを話していただきました。
学生からは、「1時間近くセリの現場を見学すると聞いたとき、最初は飽きてしまうかと思ったけれど、あっと言う間の1時間でした。セリ人の方がユーモアを交えて競っているのを見ると、人と人が繋がっている市場なんだと思いました。」と言った感想もあり、大田市場との違いを感じたようです。
まだ花に関わったばかりで、仕入を担当するまではまだまだ時間がかかりますが、どうやって花が仕入られてくるのか、学生も理解が進んだのではないでしょうか。
これからに期待です!