植樹ボランティアに参加しました。

2013年6月9日(日)、宮城県岩沼市において「第2回 岩沼市 千年希望の丘 植樹祭」が行われ、JFTD学園日本フラワーカレッジは、ボランティアとしてこの植樹祭に参加しました。
 
この植樹祭は、東日本大震災で被災された地域のガレキを活かし盛土を築き、その上にシイ・タブ・カシといった土地本来の照葉樹、低木・草花からなる森を育て、巨大津波から命を守る森の防潮堤を築いていくことをめざしている「森の長城プロジェクト」の一環です。
 
植樹祭の会場には全国から約4,000名のボランティアの方が参加し、JFTD学園の母体である、一般社団法人JFTDの会員の方々も多数参加しました。
岩沼市のスタッフの方が説明をしてくださり、その指導を受けながら、5種類ぐらいの苗木を植えました。
津波被害を軽減させるために植樹会場は海に近く、海風から乾燥を防ぐために苗木を植えた後に藁を敷いたり、藁が海風で飛ばないよう縄で抑えたりする作業も行いました。
皆で汗を流しながら約1時間半ほどで担当各区画の植樹は終了しました。
 
植樹祭終了後は、被災された地域を車窓からですが時間の許す限り視察をしました。
震災から2年経過しても復興が進まない地域もあり、未だ復旧していない常磐線の線路跡や、一階部分が津波で流されたと思われる家屋がありました。 市内中心部は復興が進んだと言うことですが、まだまだ大部分が復興も進まない地域もあるとのことでした。
 
暑い日差しの中での植樹祭の作業は大変でしたが、なにもなかった場所に苗木が植えられると、それだけで周囲の環境がだいぶ変わったと実感し、また自分たちの作業が後世のために役立つと思うと感慨深いものがありました。
 
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※森の長城プロジェクト
 
 

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