「アート・フローラル国際コンクール」に卒業生が出場!
フランス、ロワール地方で開催される花の国際コンクール ドゥエ・アン・アンジュ「アート・フローラル国際コンクール」に日本代表として、FLOWER ART AWARDグランプリを受賞した第24期卒業生が出場しました!
日本チームの作品(月面着陸バラの旅/Le voyage des roses atterrissant sur la Lune)
この国際大会に出場するためには、日本で開催される「FLOWER ART AWARD」というアートコンペティションに優勝し、出場資格を得なければなりません。
2人は2年前に同期卒業生数名とチャレンジしましたが、あえなく敗退。
その後、花店で働きながらもいつかは・・・と胸に秘めていましたが、お互い実家花店にもどるという時期になり、その前に再度チャレンジしようというこでエントリーしました。
そして、4月に開催された「FLOWER ART AWARD2019」フランス「アート・フローラル国際コンクール」第20回日本代表選考会に出場し、見事グランプリを獲得!!
第24期卒業生の淺賀舜皓さん、正木海舟さんの2名とサポートスタッフとして同期卒業の黒瀧舞純さん、正木さんのお姉さんの正木宇宙さん、計4名で国際コンクールに挑みました。
・大会出場結果を報告しにきてくれた二人!
(右:淺賀舜皓さん、左:正木海舟さん ともに24期卒業)
・気合を入れるメンバー4人
残念ながら、結果は7チーム出場中6位となってしまいましたが、初めての大舞台が海外大会であり、渡航や制作準備から現地での花材・資材の調達、少ない人数での制作、また制作費用の工面など若い彼らにとっては初めて尽くしであり、なにごとにも大変なことだったと思います。
・大荷物で出発!
・現地で資材を購入するのも一苦労
・フランスの市場には見たことないものがいっぱい!
・ロケットの原型(ちゃんと立つかなぁ~)
・地球とロケットを制作中!
・この洞窟に作品を制作・展示します!
制作途中には、「この作品なら上位を狙える!?」と思ったそうですが、審査員が見る審査ポイントが日本とまったく違ったことに驚いたそうですが、海外で作品を制作し認められるためには、自分たちだけの思いだけでなく、作品を展示する空間や色が重要なことが改めて分かったそうです。
・世界各国の方と一緒に!
・滞在したフランス・アンジェの町。とても住みやすそうで帰国したくなかったとか!
・帰国前にパリを少しだけ観光して、次の作品づくりの英気を養いました!
まだまだ20代前半のメンバー。
これからの活躍に期待しています!
「アート・フローラル国際コンクール」(CONCOURS INTERNATIONAL D’ART FLORAL DE DOUE EN ANJOU)はフランス有数のバラの生産地ドゥエ・アン・アンジュで開催される歴史あるフラワーアートの国際コンペです。
世界各国から代表チームが出場し、高さ7メートルの巨大展示空間にバラの生花だけを1000本使用した超大作のフラワーアートを創造します。花のテクニック、空間演出、構造構築の技術・センスが試されるハイレベルなアートコンペです。日本代表はこれまで5回の世界グランプリを獲得しています。
各チームの作品やコンクールの詳細については、リンク先をぜひご覧ください。