今週のフラワーデザイン実習
3学期のフラワーデザイン実習は実践編です。
今週は「葬儀花祭壇」、「ウェディングブケー」、「枠組みを使ったブケー」、「和風庭園テーブル装飾」を行いました。
葬儀花祭壇は、葬儀現場で実際に働く方を講師に迎え、2間(約180cm)の花祭壇の制作デモンストレーションと、実習を行いました。
菊でラインを取って、波の形を作るのは簡単そうに見えますが、花の向きや茎を挿す角度、間隔など1本1本が計算されており、花を挿した学生からは「とても難しいけれど面白い!」、「葬儀の花祭壇の制作方法や裏方の仕事が分かって勉強になった。」と話していました。
波のデザイン以外にも、平行ラインの花祭壇、ご供花などを制作しました。
最近の葬儀祭壇は白木ではなく、花祭壇が多くなっているとのことで、花祭壇を扱っている花店に就職希望する学生も増えてきました。
実際に花祭壇の制作を目の当たりにすることで、就職やその仕事の参考にもなったと思います。
「ウェディングブケー」、「枠組みを使ったブケー」は、岡山県倉敷市にある「すみれ花店」の高橋洋子非常勤講師の授業です。
高橋先生は、ジャパンカップ・フラワーデザイン競技会やアジアカップで優勝、世界大会では3位入賞された日本を代表するトップフローリストの一人です。
その先生から、テクニックや花の扱い方などを直接指導をしていただきました!
初めて学ぶテクニックを使ったブケーはとても難しかったですが、高橋先生にとても親切丁寧に教えていただきました。
今後、「コンテストや実際の商品として使える!」、「枠組みを工夫するといろいろな形に応用できますね。」と学生にとても好評でした。
そして、「和風庭園テーブル装飾」は松田隆作先生の講義とデモンストレーションです。
5つのテーブルをそれぞれのテーマに沿って制作するのですが、先生の躊躇いのないスムーズな動きにみなついていくのがやっとでした。
あまり馴染みのない和風庭園テーブル装飾ですが、「逆にこれは人目を惹きそう!」、「自分も1から制作してみたい!」と、デモが終わったあとは先生が作った作品をバラしてもう1回作り直すなど、とても勉強になりました。
1週間で3つの大きなフラワーデザイン授業を経験しましたが、次週は教会装飾、フューネラル装飾、ウェディングパーティ装飾とまだまだ続きます!
基礎から応用まで学んできたことが、この実践授業で役に立つのですが、今が一番楽しい時期ではないでしょうか。
次週のレポートもお楽しみに!!
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