海外研修!
2019年11月5日(火)~12日(火)、ヨーロッパの花文化・生産・流通・販売・教育について学ぶため、海外研修を行いました。
■ピンチはギフト!?
オランダでは、世界一の花市場、「ロイヤルフローラホランド アールスメール市場」、チューリップやバラの生産企業、「トレードフェア アールスメール」、花店などを視察しました。市場は機械化やネット化か進み、現場でセリを行っているのは8か所から1か所だけになり、来年には無くなってしまうだろうという説明でした。また、常に合理化を考えているオランダ人にとって人件費は一番の問題。いかに合理的にできるかを求めている姿に、学生ものんびりしてはいられないと感じたのではないでしょうか。
また、楽しみにしている花店視察では、花束も購入。その制作現場をじっくりとみさせて頂きました。花店視察のひとつ、A.P.Bloomのオーナー、アレキサンダーさんとの交流会では、花店経営についての体験談やアドバイスを話して頂きましたが、そのひとつに「仕事でピンチになったら、それは神様から与えられたギフトだと思っている。それを乗り越えるためにたくさんのことを考え実行すれば、それは必ず良い結果に繋がっていく。」との言葉を頂き、若くして成功したアレキサンダーさんに学生たちはおおいに感動していました。
■飛行機が飛ばない!
アムステルダムからドイツ・ミュンヘンには飛行機で移動なのですが、フライトがストライキでキャンセルに!! 一時はドイツに行けないのでは!?と心配しましたが引率の先生や添乗員の方の迅速な対応で、電車を使っていくことになりました。
長距離なので学生からブーイングがでるかと思いきや、ドイツ新幹線ICEに乗れること、車窓を楽しめるということで学生は大歓迎! しかしながら、最終的に8時間の長旅となり、後半はお疲れモードでした・・・・
■憧れのヨーロッパ
ドイツでは、ミュンヘン市場、墓地、ニンフェンブルグ城、美術館、ドイツ国立花き芸術専門学校ヴァイエンシュテファン、花店などを視察しました。
ミュンヘンはかなり寒く、2~4℃の気温が続きましたが、街並みの美しさに寒さが吹き飛んだようで、自由時間には家族や友人へのお土産探しに奔走したり、街を一望できる展望台に登ったりとヨーロッパを満喫していました。
6泊8日の海外研修ではたくさんのことを学び、経験できました。
たくさんのインプットがあって、情報整理が大変かと思いますが、これからの学生生活やフローリストとして活躍するときに、この海外研修が役に立てればと思います。