『道路功労者建設局長賞』受賞!
この度、JFTD学園日本フラワーカレッジが2005年から参加をしている、東京都「ふれあいロードプログラム」の活動において、『道路功労者建設局長賞』を受賞しました!。
道路功労者は、道路愛護・美化保全等に尽力した団体および個人に対して、各都道府県、道路関係団体等からの推薦により決定し、表彰が行われています。
表彰式は、9月11日に東京都庁の都議会議事堂で行われ、学園を代表して、三田校長、豊田副校長が賞状、記念品の授与を受けました。
■花壇の今まで
JFTD学園が「ふれあいロードプログラム」に参加し、山手通りの道路の清掃、花壇の管理を始めてから13年目になります。専門の先生にご指導頂くなどしながら、活動を続けてきました。
最初の頃は、花壇の中央に大きな鳥のトピアリーがありました。
杉井先生にご指導頂いた時は、元気なビタミンカラーの花壇でした。
その後、常緑樹が育ち過ぎて見通しが悪くなったのもあり、恵泉女学園大学の花壇を担当されている丸山先生と、季節を感じられる花壇へとリフォームを始めました。
リフォームを始めた5年前の23期は、授業の度にコニファーを抜き、枕木やレンガを敷くなど、土台作りをしました。それから、落葉する花木や宿根草を植え、今ではバラやアナベル、カシワバアジサイ、宿根草が育ち、アクセントに一年草が彩りを添える、季節ごとの変化が楽しめる花壇となっています。
■花壇の管理
管理は、夏の草取りや水やり、冬の寒い中での作業など大変なこともありますが、花にかかわる仕事を目指す学生にとり、植物の生育を知り、花を愛しむ心を養う場ともなっています。
【作業】
ボランティアの授業で活動できる時間は年6時間と限られています。そのため、春と冬の植替え作業を中心に、草取りや剪定などを行ない、それ以外に、日々の管理として授業終了後に水やり、清掃を行っています。
冬は伸びた草をすっきりさせてから、春花壇のために苗を植えています。
【水やり】
花壇の近くには水道がないため、水やりには一番苦労をしています。日頃は授業を終えた学生が、リヤカーに水を入れたタンクを積んで運び、水をあげています。花壇といえば、「水やり!」というくらい、学生の記憶に残る作業です。
居木橋の花壇づくりを始めた当初は、ゴミを投げ込まれたり、せっかく植えた苗がなくなることもありました。それでも、ゴミを拾い続け、花を植え続けていると、少しずつそのようなことが減り、「ここを通るのを楽しみにしているのよ。」と言って頂けるようになりました。
毎年の活動の積み重ねで、今の花壇が出来てきました。これまでの学生が作ってきた花壇がこれからの学生へ繋がるように、また、通る方が花を身近に感じて頂けるように、今後も活動をして行きたいと思います。(松菱)