2017年11月号「花コミュニケーション」Vol.175

花の専門雑誌「月刊 フローリスト」で連載中の、「花コミュニケーション」。

二人の卒業生がひとつのテーマを基に作品を制作し、その違いをみなさんに見ていただきます。

また、作品の説明、制作者自身のこと、相手の印象、仕事のことなど、お二人の側面にも迫ります!

11月号は第3期卒業の伊藤 学さんと、第17期卒業の佐藤 翔太さんです。

伊藤さんはJFTD学園日本フラワーカレッジを卒業後、地元の花店で2年ほど勤務。その後、実家へ戻り家業を継がれました。店舗新築を機にお父様より代表を引き継ぎ、現在へ至ります。佐藤さんとは、フラワーデザインスクール「花季の種」の作品展がきっかけで出会われました。「花季の種」とは福島・宮城・山形・青森のフローリストたちが参加する勉強会で、佐藤さんは今でも月に一回、「花季の種」にてフラワーデザインの勉強をされています。

今回のテーマは「マルとマム」。丸い咲き方のマムと丸いものを対比させると、どのような見え方になるかという疑問からこのテーマに決まりました。厳かなイメージのあるマムをポップでかわいらしく見せた伊藤さん。落ち着きのある色合いが、秋らしくて素敵です。佐藤さんは、ゴッホの描いたヒマワリの絵からデザインの着想を得て、一つの絵画のように構成しました。奥行きも感じるこちらの作品、テーマであるマムが際立っています。

ともに福島県で活動を続けるお二人に、福島の魅力をきいてみました!

佐藤さん 「福島市は、花見山をはじめ花木の生産者が多く、豊富な枝ものと種類を誇ります。春先には、それらがきれいに咲き誇る風景を見ることができるので、ぜひ、福島市にいらしてください。」

伊藤さん 「郡山にもそのような圃場があり、まさしく福島県は桃源郷ですね。」

 

 

花コミュニケーション 11月号 

■伊藤 学  第3期卒業 (はないち/福島県郡山市)

2007、2008、2012、2013、2017年 JFTDジャパンカップ東北ブロック代表

1級フラワー装飾技能士

フラワーデザインスクール「花季の種」所属

 

 

 

花コミュニケーション 11月号

■佐藤 翔太  第17期卒業 (花のセイカエン/福島県福島市)

第11回・第12回 ふくしまチャンピオンズカップ 持ち込み作品部門 銀賞

平成27年度日花協東北協議会福島大会 選手権部門 NHK福島放送局長賞 / 持ち込み作品部門 日本フラワーデザイナー協会理事長賞

フラワーデザインスクール「花季の種」所属

 

 

 

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