ボランティア活動
3年前から継続して行っている、大田区にある老人介護保健施設「コージハウスはすぬま」さんで、ミニフラワーデザイン教室のボランティアを行ってきました。
年に1度くらいしか訪問できないのですが、入所されている方々にとっては、お花に触れられる機会がなかなかないので、ずいぶん前から心待ちにしていたそうです。
以前は緊張して学生と打ち解けるまで時間がかかっていましたが、今回はみなさん笑顔で学生を迎えてくれました。
今回の花は夏をイメージした花材を使ったバスケットアレンジです。
石川講師の指導のもと、1テーブルに2?3名の学生がつき、約60名の受講者を教えていきます。
まずは花材の紹介から初めていきますが、なじみ深い花材や香りのある花材などいろいろあって、みなさん嬉しそうです。
開始直後は勢いあまって、どんどん花を挿していく方もいらっしゃいましたが、学生が丁寧にひとつずつ説明しながら挿していきました。
制作している間も、入居者の方と学生が楽しく会話しながら活けている姿がとても微笑ましかったです。
出来上がりは人それぞれでしたが、なにより「花を活ける」という行動がとても楽しく、また入居されている方も若い学生と話すことによって、気分がリフレッシュでき、とても楽しかったとおっしゃっていました。
制作が終わったあとも、しばらく会話に夢中になっているグループもありました。
ボランティアを行っての感想を何人かの学生から発表があり、「初めて人に教えるという経験をしたが、とても難しく、でも楽しかった!」、「おじいちゃん、おばあちゃんと話ができてとても良かった」、「とても上手でびっくりした」等、よい経験ができて嬉しかったと話していました。
帰り際には、グループで記念撮影をしたり、名残惜しんで手を振ってくれる方など、ほんの少しの時間でしたが、みんなと楽しい時間を過ごせてよかったと思います。